地下鉄一岡線迷走神経午前10時

ハロヲタのための24のガヴォット第10番嬰ヘ短調 迷走神経午前10時


西鉄ライオンズ

すでにパリーグは開幕していますが
西武ライオンズ という響きにいまだに違和感があります。

そう ライオンズは

西鉄ライオンズ

だったのです。

稲尾 中西 豊田 大下 といえば
プロ野球ファンなら名前を聞いたことくらいはあるでしょう

この人たちが活躍した昭和30年代前半が
西鉄ライオンズの黄金時代で
スター性からいえば巨人を上回っていたかも
(ONはまだ入団する前か新人くらい)

思えばその後の西鉄の凋落がバリーグ全体の凋落につながり
王 長島 を迎えて全盛時代を迎える巨人によって
人気のセ 実力のパ という言葉を生み
やがてTV中継は巨人戦ばかりになっていきました。

寺田ヒロオ の スポーツマン金太郎 は
昭和34年のプロ野球が舞台になっていますが
西鉄に入団した桃太郎を通じて
この年優勝できなかった西鉄の悲哀が描かれています。

投手として西鉄の入団テストを受けた桃太郎は
中西 豊田 大下 に軽々とホームランを打たれ
プロの凄さを実感します

しかしこの年のパリーグを制したのは南海
日本シリーズでも巨人を4連勝で下し
しばらく南海の黄金時代が続きます
その南海ホークスも今はありません

南海 西鉄 東映 大毎 阪急 近鉄
全部消滅してしまいました




あまりにも古い話なんでわかる人少ないかなぁ