ハロプロ三国志・呉書(第9回)
茉麻: わが赤呉の最大の地の利
それは南方に開けた海でございます。
黄蜀は北方と西方を山に阻まれ
青魏も北方は山や砂漠ですから交易に不利
海は世界中の国とつながっていますから
交易によって国力を蓄えることができます。
真希: 交易をするなら南蛮と山越のどちらかは
滅ぼしておいたほうがいいのでは
茉麻: それはもちろんのことですが
どちらも軍事力は強大
我々は農耕民族ですから
戦闘集団ともいえる蛮族や騎馬民族に
武力で対抗するのは得策ではありません
交易の拠点となる南海は昔
西方との交易で栄えた都市国家でした
しかし西方から進出してきた
騎馬民族のダイエーに乗っ取られてしまいました。
そこで真希の祖父 孫投棄が経済政策で
ダイエーを弱体化させ買い取ったのです。
裕子: 南蛮は黄蜀とも接しているから争わせる手もあるな
ダニエル:ただいま使者より報告が入りました。
南蛮王 あやや が黄蜀に帰順したそうです。
真希: まずい 南蛮と山越の両方から攻められると
交易の拠点が奪われる
茉麻: 南蛮は水上の戦闘に慣れていないので
攻められる心配はないでしょう
山越のほうは何らかの手を打ちましょう
戦闘は回避し融和をめざすべきでしょう