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ふと思ったのだが アルコール って言葉
使う人によってかなり意味が違うのだ
1、一般的な会話やマスコミのニュースでは エタノール C2H5OH のこと
2、化学ではアルキル基とヒドロキシ基の結合した化合物の総称
3、消防法でいう アルコール類 は炭素数3以下の1価アルコールに限定
これだけ異なった意味で使われているから注意しないととんでもないことになる。
しかもこの3つだけとは限らない 使う人によって微妙に範囲が違うようだ
消防法の区分は 水に溶ける ことを重視してのことだろうが
2価のエチレングリコールや3価のグリセリンがなぜ石油類に分類されるのか不思議だ
化学でもベンゼン環にヒドロキシ基が直接結合していると フェノール類 という
別のグループに属することになるのだが 不飽和の炭化水素基だと微妙
キシリトールのようなものもアルコールに含める人もいるからかなりややこしい