地下鉄一岡線迷走神経午前10時

ハロヲタのための24のガヴォット第10番嬰ヘ短調 迷走神経午前10時


[嬰ヘ短調]消失点ーVanishing Pointー (Buono!)

曲全体の構成は

サビ-Aメロ-サビ-Aメロ-挿入句(変ホ短調)-サビ

まず雅の声でいきなりサビから始まる

♪言葉にしたら壊れそうで怖くて・・・ 

あれれ リグレットソングかよ

Aメロに入っても雅の声が続くので もしかして雅のソロ?
と思いかけた頃に桃子にチェンジ

♪たぶん二人の距離は近くて

二度目のサビは全員

二度目のAメロは前半が雅で後半が愛理

そして変ホ短調に転調して雅が挿入句を歌う

♪きみが淋しい時だけ思い出すような僕ならいらない

そして三度目のサビは最初のサビの繰り返しで

最後に雅が

♪運命は変えられたのかな

典型的なリグレットソングとしてきれいにまとまりすぎている。
BGMとして聞くには気持ちよいかもしれないけど なんか物足りない


そして

アルバムではこの後に 変ト長調(=嬰ヘ長調)の ロッタラ ロッタラ が続く
消失点 の終わり近くにあった変ホ短調の挿入句の効果もあって実に爽快だが

歌詞が気になる


♪今日僕たちが大人になってしまえば
 きっと見えてるものさえ見えなくなってしまう

確かに大人になってそれまで見えていたものが見えなくなることはあるが
それ以上にそれまで見えなかったものが見えてくるはずだ
大人になって視野が狭くなってしまう人というのは
よほど不勉強なのか狭い社会に住んでいるかのどちらかだろう


♪幸せになるため生まれ
 そして誰かを幸せにするため生きていくんだ

よく引用されるとこだけど

誰かを幸せにする  ってことは

別の誰かを不幸にする  ってことが多いんだよ

幸せの総量 って無限じゃないから