消失点ーVanishing Pointー
Buono! の2枚目のアルバムに
消失点ーVanishing Pointー
という曲が含まれている。
このタイトルだとどうしても70年代のアメリカ映画
Vanishing Point
を思い出してしまう。
映画などほとんど見ないのだが
この映画だけは結局4回も見てしまった。
デンバーからカリフォルニアに向かって疾走する白い車
全編に流れるハードロックの名曲
そしてタイトルが示すように最後は・・・・
残念ながら今回のBuono!の曲にこの映画を感じさせる部分は微塵もない
意識してつけたタイトルだと思うのだが詞も曲も見事に綺麗事で
ただ心地よく耳を素通りしていってしまう
似たようなことは少し前にシングルで出た ロッタラロッタラ にもいえる
タイトルもそうだが 歌詞の中に 胸いっぱいの愛を とあるから
レッドツェッペリンの名曲を意識しているはずだが
歌詞が絵に描いたような綺麗事でロックスピリッツなどまるでない
こんなのはロックではなくてガールポップだ
それが悪いわけではないがロックの名曲や名作映画のタイトルを使ってほしくない