地下鉄一岡線迷走神経午前10時

ハロヲタのための24のガヴォット第10番嬰ヘ短調 迷走神経午前10時


ハロプロ三国志・呉書(再連載第2回)

最初から読むには http://maasa.hatenablog.com/entry/2012/10/03/111211

 

茉麻: 裕子帝さま 残りの8賢人の所在がわかりました。

裕子帝: その 裕子帝 という呼び方 語呂が悪いな

茉麻: では これから 裕帝 と呼ぶことにしましょう

裕帝: で残りの4人の所在は

茉麻: 千奈美邪馬台国 佐紀は匈奴 

    舞波スーパーペイン帝國 梨沙子ローマ帝国 です。

裕帝: 敵にまわさないほうがいいわけだな

茉麻: そうですね 少なくとも直接の戦闘は避けるべきでしょう

    逆にこうした強国との安易な同盟もしないほうがいいでしょう

    敵の敵は味方 と申しますから

    裕帝 ミヤ王 キム皇 の三国同盟を結ぶといいでしょう

裕帝: 青魏と敵対しているキム皇はわかるが

    ミヤ王は圭織帝の配下ではないのか

茉麻: 圭織帝は遠からず崩御します。そうなれば内乱になるか

    匈奴が侵入するかのどちらかでしょうから

    ミヤ王と今のうちに密約を交わしておくといいでしょう。

 

裕帝: とりあえず現在の世界情勢を教えてくれんかの

 

茉麻: はい まず西方のことは

     マリコ・パウロ の 西方見聞録 をお読みください。

 

 

ローマは1日にして成らず

すべての道はローマに通ず

ウラシル大陸の西部にはかつて強大な大帝国があった

侵略戦争奴隷制度によって領土を拡大し

数百年にわたってその栄華は続いた

しかしどんな強大な帝国もやがて落日を迎える

チャーミー大帝のが即位したころ

内外から崩壊のきざしが見え始めていた

そんなころ 遠くはなれた東のかなたのガッタス島で火山が噴火した

島から脱出した ひとみ姫 は漂流の末ウラシル大陸西部に漂着した

ひとみ姫 は類い稀な武勇でこの地を統一しスーパーペイン帝国を建国した

追い出される形となったゲロマミレ民族ローマ帝国領内に大移動した

このゲロマミレ民族の大移動によってローマ帝国の治安はさらに悪化した

スーパーペイン帝国ローマ帝国の関係はしだいに険悪なものとなった

ローマ帝国は 陸路 ヘビーロード を開いて東方との交易をすすめ

スーパーペイン帝国は 海路 海のヘビーロード を開いて東方と交易をした

しかし道の限られた陸路に対し四方に広がった海路交易がまさった

急速に国力をつけたスーパーペイン帝國を恐れたチャーミー大帝は

スーパーペイン帝國北部の都市ゲルニカに対し無差別爆撃を行った

ひとみ姫: おのれチャーミー大帝 この報復は必ず・・・

舞波:  ローマ帝国はゲロマミレ民族によって衛生状態が悪化しています。

     ペスト感染したネズミを送り込んでやれば疫病が広まります

     なんせゲロマミレ民族は所かまわず・・しますから

     キタナイ手には思い切りキタナイ手で報復してやりましょう

たちまちローマ帝国にはペストが大流行し感染者は数千万人に達し

死者も数百万人を越えた

チャーミー大帝:  おのれひとみ姫 この報復は・・

梨沙子:  あちらが細菌でくるならこちらはウィルスです

      今回開発したウィルス遺伝子が次々と変化していくので

      ワクチンもききません

こうしてスーパペインインフルエンザが大流行し死者は数千万人に達した

かくして両国の争いは泥沼のバイオ戦争へと発展していった。

 

 

裕帝: ひどいな・・・・

 

茉麻: 戦争は些細なことから始まります。

     そして始まってしまうと収拾は困難ですし

     核戦争やバイオ戦争に勝者はありません。

     西方は肉食民族が多く宗教も違うので

     戦乱が絶えないのです。